同世代の「加藤さん」として
今までのキャリアは違いますが、年齢的には「加藤さん」と同年代です。 なのでどうしても「加藤さん」と自分を重ね合わせて読んでしまいました。どの「加藤さん」さんにも当てはまるところがあり、特に「ゆでガエル」 「タンポポの種」に共通点があったことにショックを受けました。 どちらも仕事への取り組みは真面目で誠実でありながら、結果として 好ましくない方向に向かってしまうというのは複雑でした。 ただどの「加藤さん」にも必ず次へつながるヒントがあったことは 非常に良かったと思いました。 それは過去の否定ではなく、延長線上にあったというのがうれしかったです。 ともすれば日常業務に追われて過ぎてしまう大切な時期に、自分のキャリア について考えるきっかけになりました。 ありがとうございました。
等身大(?)のキャリア論
いくつかのキャリアに関する本を読んだが、どうも実現不可能というか、あくまで理論上の・・・というものが多かったように思える。 その理由を考えてみると、著者がコンサルタントかぶれであったり、ひどい場合にはいわゆるビジネスパーソンの経験が皆無の自称コンサルタント(商業ライター)である場合もある。 ※時間活用法なども同じ傾向があるかもしれない。 この本は、いわゆる形式的な『論』というよりも、ビジネスパーソンであった著者が実際の職場で出会ったさまざまな人を観察してきた『レポート』であるように思える。 読みやすい文章はもちろん、他の本に比べてダントツのリアリティがあるのに好感が持てた。納得感がある。 いわゆる『論』の知識も重要だが、それらの本を読んだ後に、この本を読むと現実への応用がしやすいと思う。
実際的でわかりやすい。
ある架空の人のキャリアの方向を4通りに分けて書かれています。 実際にありそうなキャリアの発展の仕方で非常に分かりやすかったと思います。
自分のキャリアを考える時にお奨めの1冊
私は出向・転籍・転職で今の会社で5社目になりますが、もっと若い時に この本が出版されていて、読んでいればと思いました。 キャリア論で有名な 高橋 俊介さんの書籍に比べ、比較的 やわらかいタッチで記述されており、親しみやすい本だと思いました。 25才くらいから30才前後の方で自分の職業人生をどのようにデザインして いこうか、まじめに考えられる方にとってはとても分かりやすくて いい本だと思います。是非 お奨めの1冊です。
すばる舎
上司をマネジメント (アスカビジネス) “働く”をじっくりみつめなおすための18講義―よりよく働くための原理・原則 上司に「仕事させる」技術―そうか!ボス・マネジメント! キャリアの教科書 「依存する人」を「変化を起こす人」にどう育てるか
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